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これで安心!新規就農者が知るべきリスク対策3ステップ!

こんにちは、農家の方に特化して

家計のお悩み解決をお手伝いしています

農業専門ファイナンシャルプランナーの西田凌です!

 

農家になるという事は農業経営を営むということ

つまり、経営者になるということになります。

 

経営者にとって一番重要なのはもちろん利益をあげる事ですが

その裏にある「農業経営のリスク」についても、きちんと知っておく必要があります。

 

 

特に脱サラして新規就農した(する)という方は、勤め人時代では最終的には会社が責任を取ってくれました。

しかし、独立し経営者となったらすべてが自己責任となります。
(もちろん、その分やりがいはあります)

 

ですので、それまで考えてもいなかった「リスク」にもきちんと目を向けていく必要があります。

でなければ、

寝る間も惜しんで頑張って利益を上げたのにその「リスク対策(マネジメント)」疎かにしていたせいで

 

 

その利益が一瞬で吹き飛んでしまう。

 

という事も

さらに利益が無くなるくらいならまだいい方で

最悪、事業の継続すら危うくなる場合も考えられます。

 

特に去年は自然災害による大きな被害のニュースを目にする機会がとても多いように感じます。

今まで農業をされていて事前に自然災害対策をしていても、このような状況になってしまうという事はそれだけ予測不能な自然災害が増えている証拠だと思います。

 

既に農業を営んでいる方はもちろんこれから新規就農を目指す方は

現場(農場、圃場)の対策のみならず、万が一の為のきちんとしたリスク対策を打っておく必要があります。

 

 

では

ちんとしたリスク対策とは何か?

と聞かれた時に

 

長年農業をされている農家さんや関係機関の方は答えられるかもしれませんが

 

まだ就農して日が浅い方やそれこそ新規就農を考えている方で、即答できる人なんてほとんどいないのではないでしょうか。

 

特に農業経営が上手くいっている方で、これからさらに経営規模を拡大しようと考えている方なんかは

 

経営や栽培にさらに手間が掛かってくるので、そんな所まで意識が回らないという方もいらっしゃるかもしれません。

 

中には、すべて完璧にこなしてしまう経営者もいるかもしれませんが(笑)

ただ、そんな人は稀ですしできている気になってしまっていて

実は何もできていなかったという状態が一番まずいですよね、、(笑)

 

 

ですので、今回は改めて農業経営者として農業にはどんなリスクがあり

どういった対処をすべきなのかというものを

 

しっかり把握し適切なリスクマネジメントができるようになる

 

簡単な3ステップをご紹介します!

 

リスク対策の3ステップ!

リスク管理を簡単に分けると3つのステップがあります。

 

①リスクを知る

②対策を練る

③チェックを繰り返す

 

それぞれ、詳しく見ていきましょう!

①リスクを知る

そもそも対策をしないといけないリスクって何なんだろう?という事になります。

そのリスクがわかったら次に行うのは、そのリスクがどれぐらい大きなものなのか


そして、どれぐらいの頻度であるのか
ということを確認していく必要があります。

 

一般的にリスクというのは

「人、物、お金(サービス)」

というものに対してリスクというのが存在しますが

 

これらすべてのリスクにどんな種類があるかというのはここでは書ききれない程ある上に、農業経営の場合はこれらに加えて農業特有のリスクというものもあります。

 

 

ですので、農家の場合

「一般的な経営リスク+農業リスク」

把握していく必要があります

 

 

では、これらのリスクを知るためにはどうすればいいのか?
自分で本で調べるのもありですが

 

農業の場合はその土地特有の天候などのリスクというものが存在するので、そういったものはなかなか本には書いてないというのが現状かと思います。

 

なのでどんなリスクがあり、そのリスクがどれぐらいの大きさ、頻度 があるのかというのを把握するのは少し難しいかもしれません

 

 

ですので

・先輩農家さんに教えてもらう

・NOSAIや JA 、普及センターの詳しい人に教えてもらう

 

という方法が一番現実的ではないでしょうか。

 

 

 

農業リスク診断

しかし、もっと簡単にリスクの大きさや種類を知ることができるツールが

JA共済のホームページにありかなり親切なものとなっています。

 

 

農業リスク診断といって簡単な質問に答えていくだけで、どういった農業リスクがあるのか知ることができます

 

農業リスク診断|JA共済

 

 

しかもそのリスクが

どのくらいの大きさで

どれぐらいの発生確率で

起こるのか マップに

して教えてくれます

 

 

 

 

さらに、それだけではなく

以下の画像のようにそれぞれのリスクの

具体的な予防策まで教えてくれるので

 

 

 

 

リスク対策って何?という方でも

農業リスクに何があるか

そして、

どんな対策を打てばいいのか

概要が掴めると思います。

 

 

あくまで一般的なケースでしょうがその後にJA の職員さんや普及センターの方に行く前にある程度自分で

リスクを確認できますのでよりスムーズに相談もできますよね!

 

長い付き合いになる農業関係の人たちに、

「人に教えて貰う時のマナーがある人だなー」って思ってもらえる事にも繋がりますよね!(笑)

 

 

 

 

②対策を練る

 

先ほどのリスクマップにある、防ぎ方と備え方を見ればある程度対策が練れると思いますが

 

これに該当しないリスクがもしあった場合にどうしたらいいか?

 

 

その対策というのはそのリスクの発生確率と大きさに合わせた対策を取ります。

 

 

リスク対策の図

 

ご覧のように

リスク対策の種類として

 

・軽減

・保有

・回避

・移転

 

の4つがあります。

 

先程のJAの防ぎ方や備えというのも、元々はこの考え方から対策を書かれているはずです。

 

少し難しいかもしれませんが、それぞれのリスク対策を詳しく説明すると以下のようになります。

(1) リスクの軽減
発生確率は高いが、損失は少ないというリスクに使われる
対策となります。
業務の見直しを行い、作業方法や手順の見直し、さらに
作業施設の安全対策などを行いリスクを軽減する。
最近はGAP等が注目されているので、重要性はより
認知されてきていると感じます。

(2) リスクの保有
発生確率も損失も少ないので、特にリスクを軽減するための
対策を行わず、自己資金の許容範囲内として受容することです。
「許容できるリスクのレベル」を超えるものの
現状において実施すべき対策が見当たらない場合や
コスト(人、物、金等)に見合ったリスク対応の効果が得られない
場合などにもリスクを保有します。

(3) リスクの回避
発生頻度が高く、損害も大きなリスクの対策となります。
一般的には地震や水害の恐れがある場合に、会社や場所を
移動させたり、分散させるというようなものに該当します。
既に農業をされている場合は難しいでしょうが、農地選びの際に
できるだけ水害などの天災のリスクの少ない場所を選ぶというように
対策が取れるリスクに関してはなるべく回避する対策を取りましょう。

(4) リスクの移転
「リスク移転」とは、リスクを他に移すことです。
例えば、リスクに備え保険を掛け損失や相手への賠償を
しっかりと補てんできるようにする事です。
すべてにおいて保険が掛けられるという事はありませんが
損害が大きくなる事が予想されるので対策を立てる
優先順位は非常に高いでしょう。

 

 

※この対策についてはこちらの収入保険制度の記事の中でも説明しているのでよければご参考ください!

収入保険制度に加入する前に確認すべき4つのリスク対策とは!?

 

 

 

この4つのリスク対策を、それぞれのリスクで検討するのもいいですが、なかなか骨が折れるところがあると思いますので、

先ほどお伝えしたようにJA の農業リスク診断でリスクの防ぎ方や備えを参考にするのもいいでしょうし、

 

それに載っていないリスクなどについては農業経営のリスクに詳しい専門家や機関の方に聞かれ

自分に必要なリスク対策(マネジメント)を行うといいでしょう。

 

 

いずれにしてもリスクをきちんと知りその対策を練ることが重要です!

 

 

 

③チェックを繰り返す

 

そして、最後はもちろん一度リスク対策をしたからといって、ずっとそのままでいいというわけではありません

 

経営状況や時代の流れが変われば新しいリスクというのもでてきます。

 

ですので、変化があった時はもちろん、定期的に自分達にはどんなリスクがあり、どんな対策を打つべきか確認し、必要があれば対策し直し続けることが大事になりますので

 

農業をずっと継続していく為、何より家族にも迷惑を掛けないようにしっかり準備しておきましょう!

 

以上がリスク対策を考える時に必要になる3ステップです。

簡単に書きましたが実際にやるときは、少々手間取ったり分からないことがあったりするかもしれません

 

 

そんな時は先輩農家さんやNOSAIや JA、普及センターの方にアドバイスをもらいましょう。

忘れてはいけないリスク

ついでに、一つ注意してもらいたいのがリスク対策をする時に

ハウスや機械などの自分たちのものに対策をするということ以外に

 

人に対しての賠償も大きなリスクとなります

 

人に対する賠償を持つということは自分を守るということにも

繋がりますので是非こちらも忘れないようにしっかり対策を立ててくださいね。

 

 

では以上、農業において知っておきたいリスク対策のお話でした!

 

少しでもご参考になれば幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました!

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