こんにちは、農家の方に特化して家計のお悩み解決をお手伝いしています
農業専門ファイナンシャルプランナーの西田凌です!
ネットで日本経済新聞を読んでいて、あの日本を代表する企業TOYOTAの社長さんの発言で結構ネットでは話題になっていたりしていましたね。
ちなみに僕が読んだのはこちらの記事でした。
日本自動車工業会の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は13日、都内で開いた記者会見で終身雇用について「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と述べた。
豊田会長は「今の日本(の労働環境)を見ていると雇用をずっと続けている企業へのインセンティブがあまりない」と指摘。現状のままでは終身雇用の継続が難しいとの考えを示した。
日本経済新聞 5/13日の記事を一部抜粋
要は、終身雇用はいずれ崩壊するという事でしょう。
TOYOTAの社長さんだけでなく、以前に経団連の中西会長も同じように言われてたとか。
もちろん、この点については今言われ始めた事ではなかったので、驚くことはありませんでしたが、
やはり長年日本経済を見てきた人が言うと、また少し実感が沸いたと感じました。
それと、以前の日経新聞の記事の事を読んで考えた事を今回は少し書きたいと思います。
以前の日経の記事抜粋↓
自民党は14日、党本部で「人生100年時代戦略本部」を開いた。ロート製薬の役員を招き、副業の推進など他社に先行する働き方改革の話を聞いた。柔軟な働き方を経済界にどう広めるかは同本部の重要なテーマになっている。
日本経済新聞 2019/3/22の記事より一部抜粋
政府は副業をどんどん推進していこうという考えなのはこの記事を読んでもわかりますね。
大企業でも続々と副業解禁の話が出ていますし、これからサラリーマンが副業OKという時代がどんどん当たり前になっていくんでしょうね。
もし自分がサラリーマンだったらどんな副業をやりたいかと、考えながら読んでいましたが、やはりそこは農業の方がいいなと思いました(笑)
目次
農業が副業になったら良い事
実際の農業の現場からしたらちょっと非現実的な話もあるかもしれませんが、農業を副業にするとした場合のメリットを3つ程上げてみたいと思います。
サラリーマンは手軽に稼げるし自然の中で働ける
本業で毎日疲れているサラリーマンであっても、週末や出勤前の早朝に農作業をするというのは、お金を稼げるのはもちろん、凄くいいリフレッシュになるのではと思います。
実際、アルバイトレベルだったら、予習復習をしないと覚えられないような、そんなに難しい作業を任せられるという事はほとんど無く、多くの場合は単純作業がメインになるので、
2つの仕事をするというのでも大きな負担にならないでしょう。
農家の負担が減る
そして、何よりも人が手伝いに来てくれるというのは、この人手不足が言われている農家さんにとってもいい事ではないでしょうか。
もちろん、日中働きに来て欲しいんだよ!という場合もあるでしょう。
しかし、冒頭のニュースにもあるように、終身雇用が崩れ、働き方改革などで
今後はテレワークで在宅勤務の方、フレックスタイム制など隙間時間を活用して副業という方や
フリーランスなど自分の好きな事をしつつ、たまにアルバイトをするという方もいるでしょう。
余談ですが、前に何かで知ったタイミーという求人アプリがあって、このアプリが印象的だったのは、面接が不要で、すぐに働けるということでした。
ちょっと人手が足りないという時には助かるかもしれませんね。使った事は無いので農家さんに合うかどうかわかりませんが(笑)
農業や地方に興味を持ってもらえる
農業と関わる業界でなければ、基本的には普通に生活していてサラリーマンが農業に携わるというのは、なかなかないのでしょうが、
副業程度で気軽に働けたのがきっかけで、それから食や農業、そして地方に興味を持ってくれるという事もあるでしょう。
生活に必要不可欠な農業がさらに盛り上がる為には、多くの人がより農業との接点を持つ必要があると思います。
それに、大きな企業では早期退職を45歳くらいから促すところもあると言われているそうです。
(事実上のリストラとも言われていますが、、)
副業で農業を体験し早期リタイアして農業やってみようかなという方ももしかしたら増えるかもしれません。
(農業はそんなに甘くない!舐めるな!という農家さんのご意見はわかりますが、それは今回はおいといて笑)
そういえば、次世代人材投資資金が利用できる年齢が、45歳から50歳に延びましたが多少は関係あるのでしょうか。
その次世代人材投資資金についてや、少し50歳前後で農業を始めるという方の老後資金準備のポイントを書いた記事がこちらになるので、良かったらこちらも一緒にご覧ください!
農業はこれからの時代に合っている?
これまで書いたように、雇用されない生き方である農業は天候や経済情勢など様々な要因と戦いながらにはなりますが、
自分の裁量で事業を出来るので、僕はこれからの時代にあった職業の1つではないかなと思っています。
ITやAIの農業への普及で稼げる農業や儲かる農家がよくピックアップされていますが、
稼ぐことだけが日本の農業の在り方ではなく、そこには沢山の人の農業や周辺のものとの関わり方があります。
そんな様々なライフスタイルをしっかり実現でき日本の農業が盛り上がるように、僕はお金の面から新規就農する方や既存の農家さんのサポートが出来ればいいなといつも思っています。
変化する時代、共に頑張っていきましょう!
今回も最後までお読み頂きありがとうございました!