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これから新規就農するのが面白いと思う理由を農業の外から考えてみた!

こんにちは、新規就農者に特化し家計のお金問題の解決をお手伝いしています。

農業専門ファイナンシャルプランナーの西田凌です。

 

新規就農の為に会社を辞め数カ月。

日々自分の農業経営について考えたり

業者と打ち合わせをしながら

農家の家計のお金回りの事について調べたり

このブログを書いたりして過ごしています。

 

自分でもびっくりなのは

考えれば考えるほど、調べれば調べる程

農業って面白いなと感じています。

 

実際に定植して計画が始まったら

また考えも変わるかもしれませんが

現段階(2018.7.22)で

僕が農業経営って面白いなと思う理由を

農業をとりまく他の業界?の目線で

少し書いていきたいと思います。

 

普段は農業の老後やお金の事についての情報を書く

ことが多いですが、たまにはこういうのも

いいかなとおもいました(笑)

 

 

目次

農業を仕分けしてみる

まず農業には大きく分けると

「作業」と「経営」にわかれると思っています。

作業には実際に土作りをしたり、肥料、農薬散布

管理、収穫等さまざまな作業がありますよね。

まぁ簡単に言えば体を使った労働ですね。

 

それに対して経営は収支管理や栽培作物の決定

コスト管理、マーケティング等の数字や戦略等を

考える事です。つまり知的労働になりますね。

 

この作業と経営で農業という仕事は成り立っています。

農家の人はいずれか、もしくはどちらも

面白い、やりがいがあると感じ

ずっと農業をされていると思います。

 

どっちが余計好きだからいいというのは

無いと思います。

作業自体も嫌いではないですし

むしろ経営や色々な事を考えながらの

単純作業なんかは結構好きな方です。

ただ後で詳しく書きますが僕はどちらかとも言わず

やっぱり「経営」を考える方がかなり好きです。

 

 

ここで冒頭の話に戻りますが

これを踏まえてタイトルにもあるように

新規就農する事が何故面白いと感じるのか

 

完全に自分語りですが

少しお付き合い頂ければと思います(笑)

 

 

農業は政治・経済を身近に感じれる

 

いきなり小難しそうな話題で

意識高いアピールのように感じられたら

すみません(笑)

そんなに難しい事は僕もまだ勉強中で

簡単な事しか書かないので

読んでやってください(笑)

 

政治の根本的なところは経済を良くして

結果日本国民の生活の向上に繋がるのは

当たり前の話ですが

 

農家がサラリーマンと政治や経済とのかかわり方で

一番大きな違いはダイレクトに所得に

関わってくるとう点だと思います。

 

やればやるだけ返ってくると

農業はよく言われます。

それがやりがいに感じ魅力的に

感じ新規就農を志すという方も

多くいらっしゃると思います。

 

それに加えて所得に関係してくるものに

天候や収穫量等で需要と供給が変わり価格が

上がったり下がったりするという農業の特徴があります。

この需給の変動で経済の基本の「き」を

肌で感じる事ができます。

 

実際に天候リスクなんてたまったもんじゃないでしょうが笑

既存の農家の方は何年もそれを上手に乗り越えて

経営をされてきたのでしょうね。

 

 

あと農業大国の日本では

農業に関する政治や経済のニュースって

ほぼ毎日のように流れていますよね

最近ではアメリカ抜きで合意されたTPP関連や

農業政策(減反廃止、種子法?)なんかは

大きなトレンドですね。

 

ファイナンシャルプランナーという職業柄

サラリーマン時代から政治や経済に関心は

ありましたが、今考えるとやはりまだまだ

他人事で感じていた部分もあったように感じます。

 

ですが、今は日本の政治や経済はもちろん

世界の経済が日本の農業にも影響してくる

と思ったら、以前よりも増してそういった

動きに敏感になり、今ではその動きを面白いと

感じるまでになりました。

 

 

何度も書きますがこれはやはり

以前よりも政治や経済活動が

直接、そしてスピーディーに

将来の自分のお財布にダイレクトに

関わってくると思えているから

だと思います。

 

やはり、環境が人を動かす(変える)

というのは本当のようですね。

英語が全然喋れなくても

留学してみればなんとかなるように

新規就農の方で政治・経済が苦手という方も

就農してしまえば考えざるを得ない状況になると

自然と情報をキャッチできるように

なると思います!(笑)

 

まぁ大事なのは政治や経済が今後どうなるか

完全に予想を立てるのは無理だと思うので

どう転んでも耐えられ、柔軟に対応できる

経営体制と思考を持ち続ける事だと

思います。

 

こういった事を考えながら農業の事を考えるのは

とってもエキサイティングに感じます。

これも政治や経済が身近に感じられる

農業という業種の大きな特徴だと思います!

 

 

 

多様性のある働き方

2つ目に面白いと感じるのは

農家は多様性のある働き方ができる

簡単に言ってしまえば

時間を自分で自由にコントロールできる

という点です。

 

先程の政治の話と少し被りますが

働き方改革が今取りざたされています。

政府が先日こんなものを出していました

2024年問題:人生100年時代を生きる将来世代の未来を見据えて

見れない方はこちら

 

 

簡単に言えば

これから人生100年時代において

定年を考えず多様性のある働き方をしてくれ

年金も自分に合った受け取り方ができるように

整備していきますよ。

というような内容ですかね。

 

年金の事はおいといて

定年を考えずに多様性のある働き方

 

 

つまり、、、

 

 

農業だと思います(笑)

 

 

先にも書いたように

農業は自分で作る作物を選ぶ時点で

働く時間をコントロールできますよね

みっちり農業やってもいいですし

僕のように農業+得意を生かした他の仕事

もしくは、空いた時間を勉強やスキルアップに回し

農業のレベルや他の仕事につなげたりする

時間を作る事ができます。

時代の流れに乗った働き方ができそうですね。

 

僕の別の記事に何故こういった働き方が

推奨されているのか?について書いていますので

よければこちらもご覧ください!(^^)/

100年時代の人生戦略に農業を入れるという考え方

 

 

ただ自由にやりたいことができるのは

面白いと思いますが

個人的に一番面白みを感じているのは

やっぱりIT関係の農業進出で農業の働き方が変わってくる点です。

先日のGPECについて触れた記事でも

今の農業の最先端にはIT技術

そいてAIが組み込まれています。

 

著名な人々がよくAIに将来取られる仕事

というような内容でお話されていますが

結局はAIやロボットに仕事を取られるのではなく

上手に使いこなさないと仕事ありませんよ

って事だと解釈しています。

 

農業もいつか完全自動化する日が来る

かもしれませんが一般に普及するのは

まだまだ先の事だと思います。

ただAIや機械を利用した農業は

どんどん進歩しています。

機械やAIに頼らなくても

既に十分やっていけてる農家さんも

導入すればきっと生産性は向上します。

(生産性が上がるのがわかっていても

導入しないのは心理学における現状維持バイアス

という状態が働いているせいでもあります

詳しくは検索されてみて下さいね)

 

 

日本経済的にも農業は生産性が低いと

言われており、生産性の向上で日本経済はより

活性化すると言われています。

 

そして日本経済が活性化すれば副菜の消費も上昇するので

指定野菜に準ずる野菜のアスパラガスを栽培する

僕は凄く助かります(笑)

 

 

 

まぁこれはおいといて、、、。

 

 

 

それに、ITを使った仕事って

凄く面白そうだとおもいませんか?

 

IT×経営

 

特にAIを自在に使いこなして仕事する

業種なんてまだまだ数少ないと思います。

これだけ国が補助金等で

支援してくれる間に整備しておいた方が

いいかと思います。

 

少し長くなったのでまとめると

これからも色々出てくるであろう

最先端な技術をフル活用して

どんどん変化していく社会に

農業という多様性のある働き方を

やっていけるってすごく面白いなと

思ったので2つ目の理由にしました!

あとは今後ITやロボットが労働強度を

下げて作業がもっともっと楽に

なってくれる事に期待です(^^)/

 

 

 

以上、僕が新規就農をする時に

面白いなと感じた事でした!

こんな拙い文章でも最後までお読み頂き

少しでも共感して頂けたなら嬉しく思います!(^^)

ありがとうございました!

 

 

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