※こちらの記事は以前お送りしたメルマガのバックナンバーを掲載しております。
こんにちは、農家の方に特化して家計のお悩み解決をお手伝いしています
農業専門ファイナンシャルプランナーの西田凌です!
「長生きはリスク」そう言われる時代となり
個人事業主である農家さんの場合は定年が無いので
健康であればずっと長く働くというのは1つの長生きへの対策になります。
そして、こういった長く働くという動きはサラリーマンでもみられ
70歳までの就業機会を設けるような法律改正がなされている状況です。
100年時代にサラリーマンも長く働くのはとても良い事だと思っていました。
(是非、税金を沢山納めて頂きたい笑)
ですが、今日の日本農業新聞で
『定年帰農に逆風?』という見出しの記事を見つけました。
※日本農業新聞の記事はこちら
確かに60歳や65歳の定年から新規就農して75歳くらいまで農業をやるとなったとしたら
10年~15年前後の就農期間があるのでやってみようと思うかもしれません。
ですが、70歳が定年であれば
引退まで期間が短くなる=就農意欲がそがれる
という事も考えられますよね。
なるほどなと考えさせられる記事でした。
ですが、根本的には定年というのは1つの良い区切りというだけであって、別に農業は定年してからしか出来ないという決まりは無いので、お子さんに手が掛からなくなってから早期退職でセカンドライフを謳歌してもその人の人生なので誰も文句は言いません。
(まぁ身内からは色々言われるかもですが笑)
その為には、本文中にも出てきた『ライフプラン』で今後の見通しを立てるのは必要不可欠であると言えるでしょう。
記事内では「年代別のライフプランを提示する必要が」とあります。
もちろん、それでもある程度の参考になるかもしれません。
しかし、実際は自分の場合はどうか?
そして、自分はどうしたいのか?
が重要だと思います。
定年を機に就農という価値観を捨てて
『ライフプランが成り立つなら就農可』
という風に考えられれば、農業がやりたいのなら別にいつ就農したっていいとなりますよね。
これだけ生き方が多様化した現代社会では
これまでの固定観念を捨て、それぞれの状況に合ったライフプランを就農時に作成することが今後ますます重要視されるでしょうね。
実際に僕の方でも50代の新規就農を目指すという方からのライフプランのご相談というのは過去にもちらほら受けたりしました。
先日ご紹介したこちらの記事のご相談者さんも
↓
50代で早期退職し就農する方の保険の見直しのご相談でしたが、結局はライフプランを作り今後の見通しを立てることで、保険はもちろん家計全体や今後の就農を考えることにも活かして頂けました。
まだライフプランを作っていないという事であれば是非、一度はライフプランを考えて見られて下さいね。
では、最後までお読み頂きありがとうございました!