こんにちは、農家の方に特化して家計のお悩み解決をお手伝いしています
農業専門ファイナンシャルプランナーの西田凌です!
ライフプランのご相談の中で、これから住宅を建てたいというご相談や、子供の教育費はいくらくらい貯めておけばいいのか?といったご相談は多く頂きます。
まだまだ、お子さんが小さいご家庭はどういう風に考えればいいのか特に気になる点でしょう。
そこで、今回は先日の若手農家さんのライフプランのご相談の中で、これからの「住宅費」や「教育費」に関する考え方について、
これは皆さんにも知っていて貰いたいなという考え方を少しお伝えしていきたいと思います!
目次
これからの住宅費と教育費のポイント
これまでの時代は、子供は一度外に出たとしても将来は長男などは実家に戻ってくるというような家庭が多かったので、田舎に大きな自宅を建てて2世帯、3世帯同居というのもありえましたし、特に農業の場合はそういった風潮は強かったのではないでしょうか。
そして、将来戻ってきて代わりに親の老後の面倒を見る、その代わりに自分の資産は減ってしまいますが、子供の教育費すべてを面倒みてあげようという家庭は多かったはずです。
しかし、今の時代は農業を継がせたいという方も減っていたり、地方に戻りたくてもなかなか仕事が無い、都会の方が暮らしやすいという事で核家族化が進んでいます。
そのせいで、老夫婦だけで広い家に住み、2階なんて滅多に上がらなかったり、老後の面倒(費用)も自分自身でみる必要があるという状況になってきています。
また、今は機械化や6次産業化などで農業所得の向上などがよく話題になっていますが、基本的に所得水準は一般のサラリーマン世帯に比べ低いというのがまだまだ一般的です。
ここで考えたいのは、そういった限られた所得を「住宅費」、「教育費」にどう配分するかです。
もちろん子供が将来返ってくるかもしれないから大きな家を建てる、教育費も全部出してあげるというのは理想です。
しかし、先にお伝えしたようにこれまでとは時代が異なっています。
何十年後の事なんて正直どうなるか分からないというのはあると思いますが
・何が今は自分達には必要なのか
・それは将来もずっと必要になるのか
・子供にどこまでしてあげるのか
・子供には何を求めるのか
こういった点を意識しながら、これまでの親世代と同じように考えず自分達の家計をしっかり設計して貰えたらなと思います。
まとめ
今回は「住宅費」と「教育費」について書きましたが、お金の面で親世代の常識が塗り替わっているという事は他の面でも多くあります。
特に『保険』や『資産運用』などは経済情勢や商品の移り変わりも早いので、親のアドバイスはあくまでもいちアドバイスとして受け止め、きちんと自分達で考えるようにしていきましょう!
では、今回も最後までお読み頂きありがとうございました!