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野菜の値段高くない!?消費者がそう感じてしまう心理的原因とは

こんにちは、農家の方に特化して家計のお悩み解決をお手伝いしています

農業専門ファイナンシャルプランナーの西田凌です!

 

夏のこの時期になると、このような野菜の価格に関するニュースをよく目にします。

農林水産省が26日に発表した8月の野菜卸値見通しによると、調査対象となる14品目のうち、キュウリやキャベツなど13品目が平年(過去5年平均)並みとなる。6~7月は低温や日照不足の影響がみられたが、天候が平年並みであれば生育が回復に向かう品目が多いとみている。

日本経済新聞の7/26の記事より一部引用

 

そして、相場によってはニュースや消費者からは『野菜の価格が高騰!』『野菜高い!』という声も聞こえてくる事もあったりしますよね。

 

ただ、農家さん側の目線に立てば、この暑い中かなりの手間と経費を掛けて作った作物で、元が安く提供しているのに、高いと言われるのは正直少し納得がいかない所かもしれませんね。

 

 

じゃあ、何で消費者ってこう野菜が高い!ってすぐ言うんだろう?って思いませんか?

 

正直、僕自身も野菜の値段が上がっていたら「うわ、高いな」って思ってしまいます(笑)

 

ですが、それは別に農家さんの労力や栽培技術に対して高いと言っているのではもちろんなく、これまでの価格に対して高いと言っているだけです。

いやいや、農業は毎年のように栽培環境などが変わるから、一概にこれまでの分と比較してもらっちゃ困る!というのもちろんわかります。

 

しかし、消費者が高いというのはもっと別の理由があるのかもしれません。

それを知る為に今回は行動経済学の中でも有名な人の心理について少し解説しながら、その理由について考察してみました。

 

 

アンカリング効果

アンカリング効果とは、マーケティングの場面などにおいてよく聞く言葉ですが、とりあえずの意味だけ説明すると、

 

「印象的な情報や数値が基準となり、その後の行動に影響を与える効果のこと」

 

いやいや、どういう事?ってなるかと思いますが、実はそんなに難しい話ではありません。

 

例えば、2万円の商品があったとして、半額の1万円で販売しようとするときに、

 

普通に1万円という値段を付ける事も出来ますが、元の2万円という金額を最初に提示して、そこから半額の1万円で販売することにします。

 

そうすると消費者からすれば、この2万円という値段が基準となり、そこから半額の1万円で購入出来るというお得感から購買行動に繋がりやすくなるという話で、これがアンカリング効果と言われています。

 

元々はアンカー=船の錨(いかり)から来ていると言われています。

なので、船がその場に留まる為に錨(いかり)を下ろすのと同様に、最初の2万円を値段基準に固定することが錨を下ろすという事でしょう。

※前に読んだ本でこのアンカリング効果を別名「錨下ろし」と表現していたような気もします。

 

ただし、もちろん元の商品の相場を知っていたり、通常価格を知っている場合にはこのアンカリング効果はありません。

また二重価格表示といって、通常価格を正規の金額よりわざと高く設定し、割引により安いと感じさせようとするのは景品表示法で禁止されています。

※詳しくはこちら↓

二重価格表示 | 消費者庁

 

ですので、販売する作物に独自の商品の魅力があったり、他では買えない商品であればとても使いやすい心理効果になるかと思います。

(マーケティングが専門という訳では無いので、あんまり当てにはしないで下さいね笑)

 

野菜が高いと感じる理由

冒頭にお話した野菜が高く感じてしまうのは、このアンカリング効果が割引とは反対に作用しているからだと思います。

これまで100円で変えていた野菜が、10円値上がりしたとしたら、元の100円という金額が基準となっているので、

気候や為替相場の影響があって仕方ないとわかっていたとしても、やっぱり高いなと感じてしまうのではないでしょうか。

 

まとめ

今回は「アンカリング効果」を説明して、消費者が野菜が高いと言う原因についてお話しました。

消費者が高いと言う場合もそこまで深く考えていない事もあるかもしれません。

他人の心理をコントロールするのは簡単では無いので、あまり気にしない方が一番でしょう。

 

 

では、今日も最後までお読み頂きありがとうございました!

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