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アグリテックと呼ばれる農業の先進技術がなかなか広まらない理由って何だろう?

こんにちは、農家の方に特化して

家計のお悩み解決をお手伝いしています

農業専門ファイナンシャルプランナーの西田凌です!

 

 

僕は、日ごろから農家さんの

家計の話を中心にブログを書いているのですが

たまには気分転換で農業について書いてみようかなと

 

 

 

アグリテックが広がらない理由とは?

 

自分の目で農家さんの所を見て回ったり

話を聞いていたりしたら

思ってたよりも新しい技術やテクノロジーって

広まってないんだなという感じがしました。

 

何でだろうかと思うことは今でも思うことはありますが

僕なりに感じたことを書いていこうかと思います。

 

まぁ、根本的に使えない技術というのは

置いといて

使えるものが広まらないという仮定で書いていきますね(笑)

 

見当違いの事もあるかもしれませんが

農業が好きで農業がより発展してくれれば

いいなといういち個人の戯言と思って

「ふーん、こんな意見もあるのね」

という程度で読み流してください(笑)

売り手に良さが伝わってない

これは、実際に展示会やメーカーの人と

打ち合わせた時に感じた事ですが

やっぱり物や機能を売っている感が凄かったです。

 

これは僕の営業マンとしての

偏った考え方かもしれませんが

「物や機能を売るのではなく価値を売る」

つまり

この機械にはこんな機能がありますよ

という所で終わるのではなく

もう1歩、いや2歩くらい踏み込んで

その機能が自分、そして従業員や家族に

どんな付加価値(メリット)があるのか

あんまり伝わってないのではないかと

感じました。

 

 

野菜で一つの例とするなら

お客さんは美味しくて新鮮な野菜を買うというより

高くても美味しい野菜を買って料理して家族に出すことで

家族が喜んでくれたり

家族の健康に繋がる

といった要は付加価値に対してお金を払ってる

というような感じでしょうか。

 

 

 

あとは展示会にいるメーカーの販売員の方が

あまり現場を知らないエンジニアの人が

結構いらっしゃるような気がします。

 

こういった農場だったら?

という質問にいまいちピンとこない

答えしか返ってこないなーと思ってたら

原因はそこにありました。

 

それでは導入後の費用対効果も

よくわからないのも無理はないですよね。

 

 

先にお話した

付加価値の話に加えてこれは

購入の障壁となるダブルパンチです。

(価格まで高いとトリプルパンチです笑)

 

これではどんなにいい技術があっても

良さが伝わらずに広まる事はないのかなと思いました。

 

 

 

補助金が出ない

メーカーさんのせいにするのはここまでにして、、、

 

次は補助金の面から考えたいと思います(笑)

 

機械や施設の補助金を導入されたことのある方で

他に使用されていない新しい機械や設備などを

検討し補助金の申請をしたとしても

導入事例が無い場合は補助の申請が通りにくいです。

(僕も就農を考えている時に味わいました)

 

もちろん、税金が財源になるので

効果があるかないかわからないものに

そうばかばかとお金を払えないという

行政の意見もわかります

 

が(笑)

 

もうちょっと投資してもいいんじゃない?

と個人的には思いました。

 

費用対効果のいい技術や機械、設備などは

メーカーからしたら強気に勝負できるものですので

販売価格もそれは高額になります。

(開発費の元を取るというのもあるでしょうが)

 

なのに、最初に導入しようとする人が

まるで実験台であるかのように

補助金は出さずに、結果が出ればそれ以降は

補助金を出すという仕組みになっているのは

農家の方がせっかくチャレンジしてみようと思っても

意欲がそがれる一つの要因になっているかと思います。

 

 

特に新規就農の場合は

新しい技術を導入すると話をしても

新規就農が何言ってるんだ

という空気感が凄かったです(笑)

 

新規就農する人でプレゼンをして

内容がいい人には投資をするという

仕組みがあっても面白いのになと、、。

 

ただ、行政からしたら農業の発展よりも

持続可能な農業を広めて日本に残す方が

優先度は高いからなんだなという事に

気が付いたので一応納得はしています(笑)

 

それに、今は資金調達には

クラウドファンディングなども

ありますので、行政が優先順位を上げて

やるべきことでもないのかなとも思います。

(ザ・手のひら返し)

 

 

ライフプランが出来ていない

ここまでくればお分かりかもしれませんが

最後は農家側の面から

ちょっぴりFP目線でアグリテックが

広まらない理由を語ってみようかなと思います。

 

先に書いた二つの話の裏返しになるかもしれませんが

 

最初に技術を提供してくれるメーカーから

売り手に(付加価値)メリットが伝わっていないと

書きましたが、これって農家側も

自分達で考える必要があるのではないでしょうか

 

「この機械があれば作業時間が減りますよ!」

と言われて

「自分が働くからいい!」

 

と一喝するのは簡単ですが

その減った作業時間を家族の時間にあてて欲しいと

周りは口に出さないだけで心の中では思っているかもしれません。

 

もちろん、省力化ばっかにお金かけないで

自分の身で稼いで来い!という

逆パターンも十分考えられますが、、、(笑)

 

 

そして、2番目に書いた補助金の話ですが

これは、極端な話、費用対効果が良ければ

補助金が無くても別に導入したらいいのでは

という話なんですが

 

・導入してダメだったらどうしよう

・そのリスクを取っていいのか

・失敗したら生活していけるのか

 

という所が気になり踏みとどまっているケースも

 

ですが、この点の本当の問題は

自分がどの程度リスクが取れるのか

というリスク許容範囲がわかってないという点です。

 

農業の場合は経営が家計の所得と

直結していることが多いので

もし、失敗したら生活ができなくなる

という可能性も考えられます。

 

ですが、逆に

別に失敗しても家計は将来的に大丈夫

という場合は

やってみたい事があって

費用対効果が見込めそうであれば

やってみてもいいのでは?

と個人的に思います。

 

家計のキャッシュフローを作成し

家計のお金の流れが見える化できていれば

そのリスクに耐えられるかどうかなんて

ちょっと計算してあげればわかりますよね。

 

 

あとは導入するかしないかは

先に書いた得られる付加価値(メリット)が

何なのか自分だけでなく家族や従業員の事を

考えれば自然と見えてくるのではないかと思います。

 

個人のライフプランがしっかりしている人は

経営がぶれることはなく

それに加え

最初の事業計画に固執しすぎない

臨機応変な経営ができると僕は思っています。

 

 

と、実際の農業経営の現場からすれば

ちょっと理想論的な所はあるのかもしれませんが

農業経営に限らず個人事業の場合これらは

必要不可欠な事でしょう。

 

 

 

まとめ

色々書きましたがアグリテックと呼ばれる

ICTやIoTなどのテクノロジーが

普及しない理由は

メーカー(JA含)、行政、農家の3者が

相互に歩み寄ることが一番じゃないかなぁと

思っています。

 

たまに裏でお互いの

悪口言ってるの聞きますので、、(笑)

 

 

僕が貢献できるのは主に家計の分野ですが

家計をしっかり見える化してあげる事で

新たな経営への視点がひらける可能性もある

と思っています。

 

そうやって日本の農業界に

本当に必要なアグリテックが広まり

どんどん日本の農業が発展していく

お手伝いができればいいなと思っています。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました!

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