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【相談事例】農業所得が減って将来が心配、どうすれば?

こんにちは、農家の方に特化して家計のお悩み解決をお手伝いしています

農業専門ファイナンシャルプランナーの西田凌です!

 

お金のこと相談したいけど、何を相談すればいいのか?分からないし、こんなこと相談してもいいのかな?と思う方も多いでしょう。

 

確かに、他の農家さんからはどんな相談が入っているのか?というのも教えて欲しいというお声もちょくちょく頂いていたので、

今回は周りの農家さんには中々聞きづらい「FPへの実際のご相談事例」をご紹介出来ればなと思います!

 

ご相談内容

では、早速ご相談頂いた内容をみていきましょう!

以下、頂いたご相談の内容分をそのまま載せています!

2年前に住宅を5,000万で建て替えました。35年返済で年約140万ほどの支払いです。

 

加えて子供が大学に行き始め、教育費も上がってきています。

 

一方生産現場では、米価は下がり続け原価や経費は上がっていきます。

 

また規模拡大していますが、反面、反収が落ち込み予定した収穫量になりづらくなっています。

 

米の他は大豆、飼料米、小麦などを入れて補助金で安定性を持たせるようにしていますが、補助金もいつまで続くか心配です。

 

また今年から農業共済は収入保険に変えましたが、基準収入が下落していくのでどれほどの効果が出るか不安です。

 

以上、漠然として申し訳ないですがよろしくお願いいたします。

 

Iさん

 

Iさんご相談ありがとうございました!

 

要点解説

今回のご相談のポイントとしては、将来の収入減少が心配でそれに伴って、住宅ローンの返済や今後の教育費などの支払いがさらに大きな不安となっているようですね。

 

実際に子供が小さかったりする働き盛りの農家さんにはこういった漠然としたお金の悩みというのは多いです。

では、その漠然としたお金の悩みに対してどう対処すればいいのか?

今回実際に回答した文章が以下の通りになります!

 

FPによる回答

~挨拶文・前置き省略~

こういったお金の面を考える上でやって頂きたいのは

【自分でコントロール出来るお金と出来ないお金を区別する】という事です。

 

仰る通り売上は下がってる上に、農業経営費は上がり中々厳しい状況下にあると感じております。

 

お金でも何でもそうですが、人は自分ではコントロール出来ないことを悩むことに大きなストレスを感じます。

 

Iさんの場合は、そういった現状や今後についてしっかり把握したり検討出来ているからこそ、これからのコメの価格や補助金などについて不安を感じる所はあるかと思われます。

 

しかし、この自分ではコントロール出来ない部分をいくら考えても仕方ない部分があります。

ですので、まずは自分で確実にコントロールできるお金の全体像を把握されることをおススメします。

 

自分でコントロールできるお金というのは、日々の生活費や2年前に購入された住宅費、お子さんのこれからの教育費など家計のお金が、

これから「何に、いつ、いくら」お金が掛かるのかというのは、ある程度自分達で予測しコントロールする事が出来ます。

 

 

そして、自分達の家計はどうなっていくのか数字で判断する事が出来れば、『いつまでに、何をすればいいのか』という目標がおのずと出てくるかと思います。

 

それは、もしかすると経営の事業計画レベルで見直す必要がある場合もありますし、教育費の足しとして奨学金を借りるなど対策というのは、それぞれの家計におて様々です。

 

ですが、まずは現在の漠然と不安を抱えているという段階からはきっと抜け出せると思いますし、このままだと将来の家計が厳しい結果となると分かることは悪いことではなく、反対に前向きにとらえて解決の道に1歩進めることが出来るようになる人は沢山いらっしゃいます。

 

 

もちろん、今よりも収入が下がったらというシミュレーションをする事も大事です。

 

収入保険では基準収入の約8割程度まで補填される仕組みですので、今後、補助金の減額や一時的な反収の落ち込みなどを踏まえて現在の9割程度でシミュレーションしてみるのも良いかと思われます。

 

何はともあれ、まずは家計においても経営においても、今後自分でコントロールできるお金を区別しそちらの方から対策を練ってみられてはいかがでしょうか。

 

家計のお金を把握するのには「ライフプラン」や今後のお金の流れの分かる「キャッシュフロー表」というのがとても役に立ちます。

 

自分では作ることが難しいと思われがちですが、日本FP協会のこちらのページでは、ライフプランを作る際に必要な、今後のお金やキャッシュフロー表の作り方など、

流れに沿って進めて行けばライフプランやキャッシュフロー表を作ることが出来るようになっています。

※基本的にサラリーマン向けになっていますが、そう大きく違いは出てこないと思われます。

 

ですので、重ねてになりますがまずは自分でコントロールできるお金をこうやって整理して、これからまずは何をやっていけばいいのかなど是非整理してみられてはいかがでしょうか。

 

 

~最後の挨拶省略~

 

以上が今回のご相談に対する回答でした!

 

まとめ

今回の内容は個別のご相談に対する回答ですが、子育て世代の農家さんにもきっとお役に立つアドバイス部分もあるのではないかと思ったので、許可を頂いた上で引用させて頂きました。

また、今回のご相談にあったように、農業経営費のうち「人件費」や「動力費」などの経費が上昇しており、売上は上がっても所得は下がるという事態も作る作物や経営体によっては起きています。

※先日の別の記事で、経営体別に売上と農業経営費が前年度に比べてどうなのか?ということも解説しているので、こちらもぜひご参考にされてみてください!

【最新版】農家の平均年収を経営体別にまとめてみた

 

では、今回も最後までお読み頂きありがとうございました!

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