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農家さんへの感謝について考えると〇〇も改善される!

こんにちは、農家の方に特化して家計のお悩み解決をお手伝いしています

農業専門ファイナンシャルプランナーの西田凌です!

 

先日の話ですが、晩御飯で奥さんが今が旬の「新玉ねぎ」を使った料理を作ってくれました。

とても美味しく作ってくれた奥さんにはとても感謝をしました。

ただ、ここで1つ思ったのは、そもそも玉ねぎを作ってくれる農家さんがいなければ、

この新玉ねぎの料理は作れなかったはずです。

 

『農家さん、ありがとうーーー』

 

となっても良かったのかもしれませんが、ここで嘘は言いません。

そういった感情が自然と湧き出ることはありませんでした、、。

 

Twitterなどで「農家さんに感謝」というようによく呟かれているのも目にするような気がしますが、

そこまでとはいかずとも、普段農家さんと関わりのある自分に何故そういった感情が生まれないのか?
(そういった感情が有る無しが良い悪いという事ではなく)

その点について、素人ながら少し考えてみましました。

 

目次

何故、作り手の農家さんに感謝が無いのか?

まず、ここで「何故、感謝をしないといけないのか」という点については、完全に脱線しそうですので割愛するとして、

単純に「作ってくれた人に感謝」という前提で考えたいと思います。

 

一番の原因はやはりそこにあるのが当たり前であると考えているということでしょう。

 

農業の高齢化や人口の減少によって今後の日本の農業を危惧するような話も沢山ありますが、

やはりそうは言っても表面的に見ればこれだけ流通がしっかりしているので、

全然問題無いんじゃないか?と何処かでたかをくくっているのでしょう。

 

売れなくて捨ててしまっているという報道などもあってそういった印象があるからかもしれませんし、

また、農業の流通関係のコンサルタントの方が「農作物は割と飽和状態」という見解もお話されていました。

実際の所はどうなのかという所まで自分では詰めれていませんが、

結果上記した「当たり前にある」と感じてしまっているというのは事実です。

 

農家さんは食という生活に欠かせないインフラを支える大きな存在です。

ただ、ここで農業を食のインフラだと捉えた場合に、同じように今の生活に欠かせない電気やガス、水道などを使用するたびに感謝をしているか?と聞かれると。

やはりその答えはNOであるとしか言えません。

やはり、存在が身近になるほど、頻度が多くなるほど感謝という気持ちは薄れてしまっているようです。

 

足るを知る

少し話は変わりますが、以前京都のお寺で座禅の体験をした時の話で、

僧侶のお話で、「足るを知る」という言葉を学びました。これはかの老子が言ったとされる言葉らしいのですが、

私達は私たちは自分にはない「何か」、ここではない「何処か」に幸せを求めてしまっていると言います。

これは「何か」を手に入れば幸せになれるということではなく、また「何処か」に幸せが待っているのではなく、

すでに「あるもの」で満足することについての考え方でした。

 

つまり、いまあるものに目を向けることが出来ることで、自らを満足させてくれるものを供給してくれている存在にも目を向けることが出来るのではないかと思います。

確かに、こうやって美味しいものを食べた時に、それを食べた時の満足感に加えて、今度はこういった美味しいものを食べたいと将来の欲求を満たすことを考えているのは否定できません。

 

意識せずとも自然と湧き出ることが重要?

上記の通り「足るを知る」という意識があれば、特に意識しなくても自然と感謝の気持ちが生まれてくるのではないのかなと思います。

そうでないと、あれにもこれにも感謝しなくてはと生活を支えるインフラなんて沢山あるので、感謝が大洪水を起こしたり、義務感のような強迫観念が生まれてしまい

逆に生きづらくなってしまうのではないかなと思います。

 

ですので、〇〇に感謝という特定のものに感謝をというのではなく、自分の身の回りにきちんと目を向けた時にそこから自然と湧き出る感謝の気持ちを大事なのではないかと色々考えた結果、

僕自身はそう考えました。

また、逆説的に考えると「心のゆとりがある人は身の回りのことに感謝が出来る」と思います。

それは、家族はもちろん食をささえる農家さんであったりするでしょう。

ちょっとだけですが、冒頭に書いた農家さんへ感謝するという気持ちが生まれてこなかった理由が分かったような気がします。

 

ただ、余計かもしれませんがこれを読んで下さっている農家さんも、私のような未熟者に「感謝しろ!!」と言うのではなく、

既に農家さんに感謝してくれている人に目を向ける事が一番人生の満足感と幸福度を得られるのではないでしょうか。

 

 

お金の使い方も改善される?

と、ここまでだとあまりにも雑記に近い内容となりすぎるので、最後はFPらしくお金の使い方についてもお話したいと思います。

今回ご紹介した「足るを知る」という言葉で、自分の身の回りのものにきちんと目を向ける事で、既にあるもので満足することとお伝えしました。

とは言っても人間は欲深い生き物ですので、分かってはいても既に持っているのにまた新しいものが欲しくなってしまうことなんて当然あります。

そこで衝動を抑えきれずに、何だかんだ物を買ってしまい散財してしまったという事もあるでしょう。

 

自分の持っている物のスペックをもう一度おさらいする

こんな時に、自分の身の回りのもので満足を得る為の1つの方法としては、今自分が持っている物の「スペック(仕様)」を確認することです。

購入した特にはその物が持っている機能や性能に満足して購入していると思われますが、

日が経つにつれてやはりそれが当たり前となってしまい満足感が減っているので新しいものが欲しい!となっているはずです。

実は、その満足というのはその物のスペックを再確認することで、その満足感が再度感じられるようになるという研究があるので、

こうやって中々自分の物に目を向けれなくなっている時には、持っている物のスペックを今一度確認し、

やっぱりこれっていいよね!だとか、このスペックがあれば十分じゃん!という事で無駄な散財もせず、

さらに満足感まで復活するという一石二鳥なことが起きる訳です。

 

是非、モノを購入する時には一度立ち止まって「身の回りのもので得られる満足感」について考えてみられてはいかがでしょうか。

 

※詳しくはこちらの記事でこの満足感とは?という事について語っています。

農家の幸せはお金で買える?稼げる農業は本当に必要なのか

 

まとめ

今回の記事で農家さんへの感謝について考えていたら色々な事を改めて考えさせられました。

僕自身頭で分かってはいても「これくらい・・」とついつい何も考えずお金を使ってしまう事はよくありますが、

今回書いたように今あるものにきちんと目を向け、これからも生活出来ればいいなと思います。

少し雑多な内容でしたが、何か参考にして貰えると嬉しいです。

 

 

では、今回も最後までお読み頂きありがとうございました!

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